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皆が豊かになる社会へ!

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(1)『日本では30年間給料が上がっていない!」(日経新聞21年10月16日参照)

エー本当かい? ホントなんだ! それで日本人の皆が豊かになれるわけがないだろう!どうすりゃいいんだ?

(2)日本人が豊かになる方法の一つが見つかった ! (日経新聞 22年1月6日 参照)

『全国の新築マンションの平均価格は年収の約8倍、東京都では年収の約13倍なのに、東京の新築マンションの約7割が共稼ぎ世帯に売れている!』のです。

そうです、現実に起きていることは、新築マンションの平均価格が平均年収の何倍かを示す『年収倍率』は、東京都で13.4倍と平均年収596万円に対しマンション価格は7989万円と過去最高の高さにも拘わらず、夫婦合わせた世帯年収が1200万円~1300万円の人が7000万円~8000万円の物件を、一人当たりの年収倍率では約6倍となるので、高価格化にもある程度は対応できることになり、首都圏のマンション購入者の7割が共稼ぎ世帯が買っているのです。

この現象は、住宅ローンの変動金利が1%以下であることや、首都圏の中古マンション価格が上がっていることなどが、新築マンションの将来の資産価値が目減りすることへの不安を和らげていることにも支えられている、と言えるでしょう。

又、コロナ禍で働き方が変わり、郊外の自然豊かで安い地方に移って仕事をする人も増えていますが、子供の学校環境や保育環境や文化環境、交通環境、医療環境等々を考えると、家庭の経済が許せる限りは都心や近郊の子育て環境の良い所にマンションを買う選択をする人が多いのでしょう。そうです、『ここから女性の就労環境を改善することが日本人が豊かになる一つの道が見えてきました。

(3)女性就労環境の改善が皆が豊かになる一つの道 !(日経新聞22年1月6日 参照)

(1) 総務省の労働力調査では、2020年には『子育て世帯で働く女性は78%に高まっています』が、『正規雇用率は男性の約半数程度』であり、『週平均の労働時間も男性42時間に対して、女性は32時間と少ない』のです。厚労省の調査では、『女性が正社員以外で働く理由』として最も多かったのは、『家庭の事情と両立しやすい』(41%)でした。又、『母親の常勤比率は出産を挟んで38%から25%に減少』し『パート・アルバイトの比率は産前の19%から42%に拡大』しています。

更に、日本には、『家事・育児は女性が担う』という古い役割意識も残っています。ILOによると『週平均の労働時間の男女差は主要7カ国中日本が最も大きく、10時間を超えています』 因みにアメリカやフランスでは5時間です。

(2) 慶応大の山本勲教授の調査によれば、『女性の管理職登用率が0.1ポイント上がると総資産利益率(ROE)が約0.5%、生産性が13%高まる、登用率が15%を上回ると企業業績が明確に向上する傾向もある』と分析しています。『思うように働けない女性に働きやすい環境を用意することが、今後の日本企業がやらねばならないことが、官民挙げての今後の課題』になりました。

(4)さて、(株)明和地所を創業した私自身の女性社員の待遇はどうだったか?

私は、若い頃から自分より優秀な女性を何人も見てきた為か『男女に能力の差はない!』と分かっていましたので、(株)明和地所(不動産業)と(株)アールデザイン(建築・リフォーム業)の社員採用条件や給料差、勤務時間差、役職待遇差での男女差を設けたことはありません。

(1)現に、両社合わせての社員約80人の男女の割合はほぼ50%:50%です。特に女性には結婚、出産、子育てに合わせて退職することがありますが、浦安市の保育環境が良いこともあり、出産後1年程度で職場復帰するのが常識になっています。それは、我々が行う自宅の売買や賃貸、リフォームなどの仕事は、いずれも個人の生活の満足や幸せのお手伝いをする仕事ですから、社員自らが結婚や子育て経験した後の方がより深く細かくお役に立つ仕事でもあるからです。

(2)女性の採用条件としては、男性と変わりが無く、自宅の売買や賃貸、リフォームなどの仕事が好きなことだけです。 特に女性は中途社員を採用する際、前職の離職理由が『ご主人の転勤などの都合や、子育てで辞めざるをえなかった人』が多く、当たり外れ無く入社後も戦力として活躍してくれる人が多かった、と思います。

その幾つかを述べますが、既に70歳前後でも賃貸部門の責任者として30年以上働き続けてくれている女性が3人以上居ます(働ける体力気力があれば当社には定年はありません)。その1人がお客様と話し始めると2~3時間は続きますので、社内で時間がかかりすぎるという人も居ますが、その熱心さで特に賃貸オーナー様は誰もが彼女を頼りにしてくれて居ますし、もう1人は仕事が早くて、こちらも賃貸オーナー様には頼りにされています。 それぞれが自分のやり方でお客様に対応できているのですから、それで良いのだ、と思っています。

(3)又、同業の不動産業者の社長に連れられて面接に来た女性を『信頼できる社長の娘さんなので、私の娘と思って採用』した女性が居ます。 この人は実に賢くて我慢強い女性で売買を担当して頂きましたが、ご来店のお客様に、『男の社員は居ないの?』と言われたのを悔しがりながら粘り強く、時には涙を出しながらも実績を積み重ねて、営業部長になり、現在では一人しか居ない女性取締役として、会社を支えてくれています。

(4)同じ中途採用の女性では、今は独立して自分の会社を持ち、アメリカまで進出した面白い女性が居ました。 この人は最初は余り知識は無い若い元気なだけの女性だ、と思っていたのですが、何しろ不動産が大好きで大好きで行動力だけが抜群の女性でしたので、『社長、新浦安に支店を出しましょう!』と熱心に勧めるので、入船店を開店して彼女を店長にしたところ、入船4丁目の空き地の所有者を全部回って、10カ所の駐車場の管理を委託される大仕事をしてくれました。その後、新浦安駅が開通した後は、『社長、新浦安に本店を移しましょう!』と提案するので、本店を入船4丁目に移し、彼女が集めた駐車場を販売する時には『店舗物件を建てる人にしか売らない』と決めて、入船4丁目のあちこちに商店街を造ることができました。この女性は今考えると、私に一番貢献した社員だったような気がします。

(5)我が社の面白い現象は、2代目社長の時代に新卒で入社した社員50人位の約1/3が社内恋愛で結婚したカップルとして居るのですが、今は30代半ばとなり、いずれも重要な立場で働いてくれていますし、夫婦の年収を合わせると1,000万円~1,500万円になりますので、自宅を買い、更にワンルームの賃貸アパートを買って、給料+賃料の収入を確保していますので、収入は社長よりも多い位でその生活は豊かで安定しています。無論、社員以外の人と結婚した男性社員も女性社員も、結婚後も当社の社員を続けてくれる人がほとんどで、いずれも共働きが多く、生活は安定していますので、当社のパーティーがある時は、多くの子供達が飛び回って賑やかで、それを見ながら『これで良いんだな~、我が社はこれでいいんだ!』と満足している事が多いです。

(6)それと反対に特に中途採用の男性社員は、『現在働いている企業で上手く働けないので我が社に来た人が多いのだろう』と思い『不動産が好きなこと』や『儲けたい』という気持ちが大きい人は『頑張るし、長続きするだろう』と採用するようにしていました。上手くいった幾つかの例を述べれば、私とご自宅の購入契約をした後で、街で会う度に『社長の所で働かせて下さい』と仰るので、三度目には『ホントに我が社で働きたいのですか?』と聞いて、その熱心さに押されて採用しましたが、大手の鉄鋼企業の子会社に勤務していた人で、私以上に不動産が大好きな人で、石油ショックで辛い時代を乗り越えて、バブル時代には大いに儲かり、その後のバブル崩壊後の厳しい時代を共に乗り越えて、副社長兼店長を長く務めて頂きました。

(7)次に我が社の礎を築いてくれた社員は、ご自宅の買い換えをお世話させて頂いたお父様との取引を隣の部屋で見ていた大手企業に勤務中のお子さんが『社長の会社で働きたい!』、と言って来て、次の日にお父様が来られて、『私が貴方と取引をしたのが運の尽きで、私は反対したんだけど息子が聞き入れてくれないので、どうか息子を採用しないで頂けないか』と泣きそうな顔でお願いされて、困った末に、本人の強い意向で我が社に就職してきた青年は、当時の都市住宅公団は『中途での公団の転売を認めておらず、且つ、民間不動産企業の介入を認めていなかった時代』でしたが、『売りたい人と買いたい人の双方を結びつけて、公団の(民間企業介入を認めていなかったために会議室等が使えず)廊下でやり方を指示して、公団の契約を結ぶことができるという新しい取引を浦安市で初めて開始することになりました。後にこの社員は、浦安市で初めてのセブンイレブンのコンビニ店舗の経営者として独立して、そこで日本一の売上げを出した起業家になりました。

(8)もう一人上げれば、お母様の自宅購入をお世話させて頂いたのですが、私の仕事ぶりを見て自分の息子に我が社で働くことを勧められて入社した大卒の若者が、入社後5ヶ月位は、なんだか考え込んでばかり居て成果が上がらないな、と思っていたら、6ヶ月後の9月に『今月三つも契約が入って、どうしよう?』と悩んでいました。『おう、良かったね』と言ったら、翌月から毎月3~4件の契約を上げる社員になっていました。今では社内結婚をして、自らワンルーム賃貸マンションを30戸位持つ営業部長です。若い男性社員の成長は、何時花開くか分かりませんが、私は何時も思っています。『女性は若くして成長するので即戦力になる』が、『男は30歳になるまではほとんど馬鹿ばかりやってるもんだが、結婚すると大人になり、頼れる本物になる!』『だから男の社員は、我慢して我慢して、成長を待つしか無い!』と。

(4)日本では共稼ぎができる企業を増やすことこそが、皆が豊かになる方法の一つである !

以上、印象深い社員を上げましたが、『成功裏に働ける社員とは、不動産が好きな人なら誰でもできる!』という事です。 何故なら、我が社でやる不動産の売買、賃貸、アパートの貸し借り、新築とリフォーム等々の仕事は、自宅であれ、賃貸であれ、人が気持ちよく住む為のお世話業ですから、自分が住む家や部屋を大切に思う人なら誰でもやれる仕事だからです。

まして、結婚して子育てをした女性なら、その経験こそが一番大事な仕事の種になることなのですから、因みに、我が社に20代で入社した女性の内の1/3位は社内結婚していますし、妊娠出産しても、1年後には多くの経験を持って復帰して、共稼ぎをしてくれて、夫婦合わせると1,000万円~1,500万円の給料の社員が20組位居ます。

そうです、『今日のテーマは、皆が豊かになる社会とは、女性が共稼ぎができる職場を増やすこと!』という事でしたね。そういう意味では、我が社は、共稼ぎができる・男女機会均等の職場であったことが、今改めて自覚できて、とても嬉しく思っています。日本中の企業が女性の働きやすさの改善に官民挙げて立ち向かうことを強く希望しています。

※ 最後に私は、市会議員に選んで頂きましたが、大した成果も出せぬままに、去年の2月から座骨神経痛で歩くことも、1時間以上議場で座っていることも、痛み止めを飲まないでは耐えられない状態となり、漸く8月3日に前立腺のガンが仙骨に転移して座骨神経痛になったことが分かり、ガン対策の薬物療法で、ガンの進行は止まり、座骨神経痛の痛みは消えましたが、3月からは放射線治療が開始されることになりました。 1週間に5日放射線の治療に通うことが3ヶ月間位続くことになりますので残念ながら、議員辞職をすることになりました。 私に投票して頂いた皆様には申し訳ございませんが、生きている限り、浦安が面白くて楽しい街になる為の提案や行動は続けますので、お許し下さい。 又、(株)明和地所の会長に復帰して、セミナーや情報誌への寄稿は続けますので、皆様の豊かさのお手伝いは続けさせて頂きますので、お許し下さい。

2022年2月7日 記
今泉 浩一

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ライターについて

会長 今泉浩一