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液状化対策工法 アースドレーン工法のメリットとデメリット

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こんにちは、小野です。


アースドレーン工法は排水効果が期待される液状化対策工法です。


これは液状化現象が発生する原因である『間隙水圧』を低くすることが目的の工法であり、

そのために特殊樹脂で作られたドレーンパイプを地中に打ち込みます。


ドレーンパイプは1mのモノを連結させながら、最大5mまで打ち込むことができるため、

打ち込む際の地表掘削部分と合わせて、深さ6mまで排水効果が期待できます。


しかし、どの工法でもそうですが、

こういった利点だけではなく、問題視されている点もございます。


まず、この工法そのものが宅地向けに開発されたものではなく、

マンホールの浮き上がりを防止するために作られたため、

ドレーンパイプの直径が10cmと細く、地中でせん断されてしまう可能性や、

家屋が建つ敷地全体に、その排水効果が及ばないことが考えられます。


実際、1本あたりの排水効果の影響範囲が直径1m強くらいなので、

全体を影響範囲にするには、1階フロア面積60?の家に対して、

60箇所以上にパイプを打ち込む必要があります。


更地であれば充分可能ですが、

既存住宅で行う場合は、フローリングを剥がすなどして1m置きにパイプを打ち込まなければならないので大きな負担がございます。


実際の施工では、家屋直下全体に効果が出るように施工することは無いので、

お施主様にあまり負担は掛からないのですが、

そのぶん、液状化を完全に防ぐためのものではなく

あくまで軽減させるものであることをご理解されたうえで、ご検討頂きたいと思います。


より確実な工法は、より負担が大きく、よりコストが高いということになるので、

『どの程度まで予防をしたいのか』『それに対していくらまでなら出せるか』

をよく考慮されてから、工法を選択されることが必要だと思います。

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