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築41年マンションリノベ*③低めの間仕切り壁

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古いマンションによくある間取りで、真ん中にダイニングキッチンがありバルコニー側に2つの個室という間取りがあります。

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(昔ながらの真ん中DK、バルコニー側に2個室)

その場合、お部屋の中央にダイニングキッチンがあるため、プランの際にLDKとしてバルコニー側の一室と繋げたくなります。でも個室は減らしたくない、ダイニングキッチンじゃ暗い・・なかなか妙案は浮かびません。今回はリノベ、部屋数が必要な場合はこのアイデアも採用されないのですが思い切ってやってみました。「個室もほしいけど、お部屋としての広さも確保したい」ということを考えまして、「低めの間仕切り壁」のアイデアを採用することにしました。低い壁をお部屋のアクセントにして用途を間仕切ります。目線では部屋の広さを感じることができ、さらに明るさを確保できる高さに設定し、この壁を無垢の木材で仕上げることにしました。その今回の低めの間仕切り壁をこんな感じに作っています。

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(この後、3~5回ほど塗装して仕上げて行きます)

役割としては、パーテションのイメージです。住まいは近しい人と過ごす場所なため、用途に応じて部屋を明確に分けることが当たり前なのですが、お店やオフィスなんかではそこかしこにパーテションで仕切られたブースのようなものが存在しますよね。これを家でやってみようと。その象徴的な壁を無垢の木材で飾ることで、その存在感が増している・・今回のリノベの象徴的な壁となりそうです。 この壁は、LDKと寝室をつなぎながら仕切ります。

現場も順調に進んでおりまして、建具(ドア)か入り、部屋らしいカタチも見えてきました。

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そんなこんなであまり仕切らない住まいになっているので、このお部屋にはドアはこの3か所しかありません(+お風呂ドアで4か所です)。まだ建具はついていませんが、寝室側には収納を造作しました。個人的な細かいこだわりなのですが、収納の中は使う人によって区切っておきたいと思っているので見えないところは仕切ります。仕切ったり仕切らなかったりホントに面倒なヤツだなと職人さんも思っただろう・・に、イメージ通り仕上がってきました。1室個室が減ってしまう今回のプランを補うべく、書斎を造作しています。本や音楽、趣味のものを飾りたい方のための可動式の棚と幅広のカウンターも備え付けで考えています。書斎と言うと古い感じもあると思いますが、パソコンデスクとしても活用するイメージです。

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さて、工事も佳境に入ってきました。この段階で床材がまだ貼られていません。おそらくまだ誰も見たことのない、この世に一つであろう床をこの後仕上げて行きます。(ちょっと言い過ぎでしたらごめんなさい、次週、その様子をご紹介してまいります)

明和地所×R*design(No.004)

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