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【浦安に住みたい!2011年5月号より再掲】液状化後の不動産相場ってどうなるの?

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本日3月11日で東日本大震災発生より4年になります。東北地方の被害は甚大なものでしたが、ここ浦安も液状化現象により被災いたしました。復旧・復興が進んではいますが、住宅地の液状化対策はこれから始まるところであったり、次に来るかもしれない震災への対策は未だ道半ばという部分もあります。

震災の直後に浦安市民の皆様より多く寄せられた疑問・質問への回答をフリーペーパー「浦安に住みたい!」2011年5月号に掲載いたしました。ここにその記事で特に反響があった震災後の不動産の相場についての記事を再掲いたします。

なおこの内容は2011年5月現在のものです。現在の情報とは異なるところもあるかと思いますが、今後の参考にするための記録としてお考えいただければ幸いです。

ここから再掲=====

3.11の東日本大震災以来、世界が大きく変わった事を実感しております。これは私だけではなく、皆様も同じではないでしょうか・・・。自宅は家具が大量に倒れ破損しました。弊社の事務所も半数が今も傾いています。私が生まれ育った家も傾いています。

そこで震災の翌日から、可能な限り液状化・耐震・エネルギーの専門家の方々や、国・県・市議会議員・各省庁の官僚・浦安市役所の方などの行政の方々、そして、液状化に苦しむ多くの市民の皆様とお会いして情報交換をさせていただいております。

その活動の中で強く感じたのが、「正しい情報を持つ事の必要性」。餅は餅屋というように、それぞれの分野には必ず専門家がおり、彼らの正しい情報を手に入れる事がどれほど価値があるかを痛感しております。今後も、浦安の価値を守る為、全力で取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願いします。

株式会社明和地所 代表取締役 今泉太爾

Q 液状化後の不動産相場ってどうなるの?

震災後、数ヶ月は通常のように不動産が活発に取引される事はまず考えにくいです。唯一取り引きされるのは、投資目的の取り引きのみで、価格は相当低くならざるを得えません。 こんなものは相場と呼べるものではありませんので、 冷静に対応する必要があります。

阪神・淡路大震災の時の住宅地の平均下落率は5 ~10%とそこまでの下落はありませんでした。 しかしながら、時はバブル崩壊直後であり、全国的に地価が 値下がっていた時でもあります。 当時の神戸住民の感覚的には、「しばらくは取引が無かったが その後あまり関係ない価格で取引がなされていた。」 という話もあり、復興需要と相まって相場は大きくは変動しなかったと考えられています。

マンション取引に関しても、震災直後1~2カ月程度はパニックによる価格下落が多少あったものの、その後すぐに回復したという統計データもあります。ただし、取引の全体量は震災前の6割程度まで落ち込んだという事実もあり、震災前とまったく同じとまではいかなかったようです。

兵庫県・神戸市の中古マンション価格と売出事例数の昨年対比

新浦安に不動産をお持ちの方は今後の相場変動が心配で、ついパニックを起こし、今のうちに安値でも売り逃げたいと思ってしまう方もいらっしゃると思います。しかしながら、正直今は市場が休止状態の為、大きく値下げしても 売れるような時期ではありません。過去の震災の例からしても 数か月は動きが無いと考え、冷静に対応する時期ではないでしょうか。

一部の不動産会社はすでに「半値になるので、今のうちに安くても売り抜けましょう!」と無責任な提案をして値下げを誘発しているようですが、先ほど書いた通り、当分は買い控えが 大半の中、安値売りを仕掛けてもあまり意味がありません。それどころか、パニックに陥り、投げ売りを始める人が数名出ることで、この複数の投げ売り価格で相場の変動が起きてしまう可能性があります。

「この街並みが好きだ!」「浦安が好きだ!」そう思って住んでいる方が多いと思います。焦らずに、今は浦安の持つ価値を守ることが大切です。大好きな浦安を、共に守っていきましょう!

再掲おわり=====

その後の浦安の不動産市場・現在の状況については以下の記事をご参照ください。

■まもなくあの震災から4年の日・浦安は。(酒井 陽一)
http://www.meiwajisho.co.jp/blog2/2015-03-01/12090.html

■浦安の不動産価格の上昇はいつまで続く?(今泉 太爾)
http://www.meiwajisho.co.jp/blog2/2015-02-23/11969.html

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